
食物過敏症は主にⅠ型(即時型)のアレルギー反応ですが、中には遅延型のⅣ型アレルギーが関係する場合もあります。
いずれにせよ、症状は消化器と、皮膚を中心に発現します。
消化器症状としては、激しい嘔吐や下痢などが認められ、時に慢性の消化管炎症に進展して、アレルゲンを含まない食餌でさえ摂りづらくなり、痩せてくる場合も見受けられます。そうならないよう、早くアレルゲンを特定し、それを含まない食餌へと切り替えて(食事療法)、消化器障害の回復を図る必要があります。愛犬の異変に気付いたら、躊躇わずに動物病院を受診して、何なりと獣医師にご相談ください。
なお、食物過敏症による嘔吐や下痢には、必ず免疫反応(アレルギー反応)が関与しており、口にした物に含まれる有毒成分にて発症する"食物中毒"とは別な診断・治療となりますから、混同しないようお願いします。
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